「見えない惑星」を観測成功 すばる望遠鏡で日本チーム
右上に光るのがGJ504b。左下の白い十字が付いた黒丸は恒星の光を遮るコロナグラフの影=国立天文台提供 |
【波多野陽】東京工業大や東大、国立天文台などのグループが、ハワイにあるすばる望遠鏡で地球から約60光年離れた太陽系外の惑星の光を直接とらえた。系外惑星の直接観測は世界でも珍しい。大きさは木星の3~5・5倍で、直接観測された系外惑星では最小クラスという。
新惑星は「GJ504b」。主星である恒星の周りを、冥王星とほぼ同じ軌道半径で回っていた。光をじかにとらえたことで、表面温度は230度と低いことがわかった。
系外惑星は3500個以上が見つかっているが、恒星の光が強すぎて見えないため、直接観測は10例ほどしかない。ほとんどは、惑星が恒星の前を通る時にできる影を調べる手法などで見つけている。
グループは今回、強い光を遮るコロナグラフという装置を使うことで、暗い惑星を観測することに成功した。専門誌「アストロフィジカルジャーナル」に20日付で発表する。
新惑星は「GJ504b」。主星である恒星の周りを、冥王星とほぼ同じ軌道半径で回っていた。光をじかにとらえたことで、表面温度は230度と低いことがわかった。
系外惑星は3500個以上が見つかっているが、恒星の光が強すぎて見えないため、直接観測は10例ほどしかない。ほとんどは、惑星が恒星の前を通る時にできる影を調べる手法などで見つけている。
グループは今回、強い光を遮るコロナグラフという装置を使うことで、暗い惑星を観測することに成功した。専門誌「アストロフィジカルジャーナル」に20日付で発表する。
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