2009年6月14日 星期日

日本產學研大聯合開發蓄電池,能量密度目標為提高3倍

日本產學研大聯合開發蓄電池,能量密度目標為提高3倍

2009/06/15 00:00
(從左至右)京都大學特任教授小久見善八、NEDO燃料電池氫技術開發部蓄電技術開發室室長弓取修二、NEDO理事和坂貞雄(點擊放大)
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日本新能源產業技術綜合開發機構(NEDO)宣佈,選定京都大學等多家機構作為從09年度開始的“革新型蓄電池尖端科學基礎研究”的研發單位。該項目以 2030年以前在電動汽車上實用化為目標,開發能量密度為目前技術水準3倍以上的蓄電池。項目時間為7年,計劃總投資額為210億日元。除京都大學外,合 作對象還包括6所大學、3個研究機構和12家企業。參與企業不但有豐田、日產和本田等知名汽車廠商,還有三洋電機、GS湯淺和KODAMA等電池廠商。計 劃在京都大學設立研究基地,各企業將總共派遣50多名研究人員開展共同研究。

NEDO燃料電池氫技術開發部蓄電技術開發室室長弓取修二表示,“美國公佈了2015年以前導入100萬輛混合動力車的目標、法國和德國已經開始正式研究 蓄電池、中國的比亞迪公司發佈了自主開發的電動汽車,電池的環境正在發生巨大變化。目前,日本掌握了高水準的蓄電池技術,但為了擴大日本的優勢,強化競爭 力,開發人員必須團結一致開發更好的蓄電池”。另外,“此次項目的最終目標是開發能量密度為現行水準3倍的蓄電池,這一目標是開發能量密度為現行水準5倍 以上的蓄電池的里程碑”。

開發將致力於提高鋰離子充電電池的性能和超過鋰離子充電電池的新型蓄電池。將利用“SPring-8”和“J-PARC”的裝置,開發電池的高度分析及解 析技術,通過弄清電池的基本反應原理和機理,開發電池材料和新型蓄電池。7年後項目結束時,“希望至少可以開發出硬幣大小的蓄電池,達到能夠通過實際充放 電,確認電池工作狀況的階段”(弓取)。

京都大學特任教授小久見善八擔任該項目的負責人。參與企業和研究機構將分為“高度解析技術”、“電池反應解析”、“材料革新”和“革新電池”4個小組開展 研究。在4個小組之上,還會設立一個由NEDO成員組成的管理團隊。這個管理團隊將常駐研發基地,主要負責研究的進展管理、相關技術開發的動向調查和參與 企業的利害協調等。管理團隊與研究人員整體協作的機制是NEDO內從未有過的,通過從所未有的細緻的管理體制,強有力地研發。(記者:迦納 徵子)

參與此次共同研究的成員名單如下。
·京都大學
·東北大學
·東京工業大學
·早稻田大學
·九州大學
·立命館大學
·產業技術綜合研究所
·精細陶瓷中心(再委託:靜岡大學)
·高能源加速器研究機構
·三洋電機
·GS湯淺 KODAMA
·新神戶電機
·豐田汽車
·豐田中央研究所
·日產汽車
·松下
·日立製作所
·日立麥克賽爾
·本田技術研究所
·三菱汽車工業
·三菱重工業


「オールジャパン」で現行3倍のエネルギー密度の蓄電池を開発,NEDOが発表

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は,2009年度から開始する同機構のプロジェクト「革新型蓄電池先端科学基礎研究事業」の共同研究先として,京都大学を中心とするコンソーシアムを選定したと発表した(発表資料)。 同事業では,電気自動車などに向けて2030年以前の早期実用化を念頭に,現行の技術水準の3倍以上のエネルギー密度を備える蓄電池の開発を目指す。プロ ジェクト期間は7年間で,総額210億円の予算を投じる計画。今回選定されたコンソーシアムには,京都大学のほか6大学,3つの研究機関,12企業が参加 する。参加企業には,トヨタ自動車や日産自動車,本田技術研究所などの自動車大手のほか,三洋電機やジーエス・ユアサ コーポレーションなどの電池メー カーを含む。京都大学内に研究拠点を設置し,各企業などから50人以上の研究者を派遣して共同研究を実施する。

 NEDO 燃料電池・水素技術開発部 蓄電技術開発室 室長の弓取修二氏は,「米国が2015年までにハイブリッド車を100万台導入する目標を掲げたり,フランスやドイツで蓄電池の本格的な研究が始まった り,中国BYD Auto社が独自の電気自動車を発表したりと,電池を取り巻く環境は激変している。現在,日本には非常に高い水準で蓄電池技術が集積しているが,日本の優 位性を圧倒的に広げ,競争力を強化するためにも,開発者が一致団結して優れた蓄電池を開発する必要がある」と述べた。また,「今回のプロジェクトの最終目 標は,現行水準の3倍のエネルギー密度の蓄電池の開発だが,この目標は現行水準の5倍以上の蓄電池の開発に向けたマイルストーンと考えている」とした。

 具体的には,Liイオン2次電池の性能向上と,Liイオン2次電池をしのぐ性能を備える新たな蓄電池の開発に取り組む。「SPring-8」や 「J-PARC」などの装置を利用し,電池の高度分析・解析技術を開発して,電池の基礎的な反応原理やメカニズムを解明することで,電池材料や新たな系の 蓄電池の開発につなげるという。プロジェクトが終了する7年後には,「少なくともコインセル程度の大きさの電池を開発し,実際に充放電させて動作確認する 段階まで持っていきたい」(弓取氏)とした。

 プロジェクト・リーダーには,京都大学 特任教授である小久見善八氏が就く。参加企業や研究機関は,「高度解析技術」「電池反応解析」「材料革新」「革新電池」の4グループに分かれて研究する。 4グループの上には,NEDOの職員で構成するマネジメント・チームを設置する。このマネジメント・チームは,研究開発の現場に常駐し,研究の進捗管理や 関連技術開発の動向調査,参加企業の利害調整などを行う。マネジメント・チームがここまで研究者と一体的に動く仕組みはNEDO内でも例がなく,従来にな いきめ細かな管理体制で,研究を強力に推進するという。

 なお,今回の共同研究に参加するメンバーは以下の通り。
・京都大学
・東北大学
・東京工業大学
・早稲田大学
・九州大学
・立命館大学
・産業技術総合研究所
・ファインセラミックスセンター(再委託:静岡大学)
・高エネルギー加速器研究機構
・三洋電機
・ジーエス・ユアサ コーポレーション
・新神戸電機
・トヨタ自動車
・豊田中央研究所
・日産自動車
・パナソニック
・日立製作所
・日立マクセル
・本田技術研究所
・三菱自動車工業
・三菱重工業

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